2019年6月7日金曜日

赤間の個人プランについて



ユニゾンでは、指名料の有無はあったものの全てのカメラマンが同じプランで撮影をしていました。
今後、赤間に関しては撮影の仕方を変えて、婚礼撮影に関しモノクロ撮影のみ行います。
撮影のスタイルも婚礼の流れを撮るのではなく、自分が良いと思う瞬間に集中して撮影します。
機材はライカを使用します(ここはもっと適した機材があれば変えていく可能性があります)。

前撮り後撮りやご家族撮影はカラーでも行います。
婚礼の撮影においてカラー写真は必須ですので、弊社スタッフと撮影に入り必ず2名のカメラマンで撮影を行います。
カラー撮影では弊社における通常の撮影を同時に行います。

自分の納品データは、約300カット~
納品物は、撮影データとフレームにセットしたアナログプリント1枚となります

このプランには自分が今まで撮影に対して持っていたこだわりから遠ざかるような部分もあります。
それゆえに決断には非常に迷いました。
しかし今後は自分の知識や技術が活かせる撮影に集中することで、より満足度の高いタイムレスな価値をもつ写真をお届けしたいと考えています。

価格:¥470,000から
赤間納品物:撮影データ約300カット及び額装プリント1枚
同行カメラマン納品物:撮影データ約1000カット及びアルバム(アルバムは弊社の通常プランの中からお選びいただきます。47万の場合はミニマルとなりますが、お選びになるアルバムによって価格が変動します。)

今までの自分のこだわりは、一人ですべてを撮りきることでした。
なにを撮りきるかといえば、当日の流れを二人だけでなく、ゲストの表情や会場の雰囲気、会場装飾、料理、天気、アイテム類、などなど
数えあげればきりがないほどのシーンです。
その中で目指してきたのは、すべてのシーンのクオリティを高く残すこと。
そのために使用機材もこだわりを実現するためにチョイスしてきました。
信頼性とスピード、画質を基準としたセレクトは、ニコンのフラッグシップ機と口径の小さい単焦点レンズの組み合わせでした。
「シャッターを押すときにどんな写真が撮れるかわかっていること」
それを目標としてきて、今はそういうところまで到達したという自負もあります。

これまでたくさんの撮影をしてきましたが、自分のこだわりに邪魔をされてシャッターを押せなかった瞬間も多々あるものです。
それはマストカットのようなものでなく、撮影者しか気づかない瞬間なのだと思います。
今後はそこに集中したい。
今まで自分に課してきたことは毎回必ず同じレベルの結果を残すこと。
こういうこと書くと誤解する人もいるけど、
ルーチンワークを失敗せずに行うということではなく、
自分の合格点を常に達成して、
その合格点レベルを一定に保つのではなく、常に上げていくことが目標でした。
ずっとそうやってきた中で、
そこに注力することで、毎回同じような撮影をする中でもそのレベルが上がっていくという実感があったからです。
奇抜な絵とかそういうものじゃなくタイムレスな表現で綺麗な絵を残すこと
それは自分にとっては仕事でもあり快楽でもあります。
同じ場所に同じ機材を持って立っても人によって撮れるものは違う
そういう実感がどんどん強くなって
今年、年齢的にも50歳を迎え
自分のやるべきこととか、より喜んでもらえるかたちは何かとか
そういうことを考えて決めたことです。
金額的には結構高いと思いますし、
モノクロだけだし、
そこに価値を感じていただくためには、さらに努力が必要だと思います。
撮影の依頼は減るかもしれませんが、それもまた自分にとっての挑戦です。

興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2018年8月13日月曜日

新しいアルバムを作っています


僕の個人プランとして、新しいアルバムを作っています。
アルバム外装にはレザー(ブラウンは栃木レザー、もう一つはグレージュカラーのレザーを検討中)を使用しており、8×10のアルバムサイズには写真の歴史へのオマージュも込めました。
アルバムへの名入れは、ペーパーツリーさんのご協力の元、毎回デザインを変え、お二人のお名前や挙式日を入れることも可能となる予定です。


プリントは、バライタペーパーのモノクロプリントを使用します。
黒の締まり方、画像の滑らかさが際立ちます。
そもそも何が違うのかと聞かれますが、大きな違いはドットで表現された絵ではないということかなと思います。光が浮かび上がらせた像がそのまま絵になっていることが暗室作業で焼かれたプリントの持ち味だと考えています。


デジタルデータから僕がネガを作成、プロフェッショナルのプリンターさんにアナログプリントを焼いてもらいます。
(撮影は、デジタルカメラで行いますので、データのお渡しも可能です。)
本当に写真が好きな方、ホンモノが好きな方に是非手にとっていただきたいアルバムです。
まだ、原価も確定しておらず、いろいろ未定の商品ですが、いろいろな方々のご協力を得て、やっと形にすることができましたので、明日のパレスホテル東京ブライダルフェアにて、参考出品いたします。
ご興味のある方は是非、弊社ブースにお立ち寄りください。
よろしくお願いいたします!

2017年6月14日水曜日

ウェディングソムリエフォトアワード2017


前撮りさせていただいたお客様が応募してくれたコンテストでグランプリをいただきました。(上の写真です)
ありがとうございました!
教えていただくまで知らなかったのですが、いろんなコンテストがあるもんですね。


靴も2つご用意されていたので、提案させていただいたカットです。


ドレス2着撮影したので、お写真もたくさんあります。


最近のことのように思えますが、去年の7月の撮影でした。
月日が経つのは早いものです。

こちらでもご紹介いただきました!
https://hana-collection.com/articles/5950dc779f199b5072f5fcaa

2017年4月27日木曜日

7年目



先日、マタニティの撮影のために来社してくれたお二人がいました。
9年前に結婚式を撮影させていただいたお二人が僕の名前を検索してユニゾンにたどり着いてくれたとのこと。
それがとてもありがたく、うれしい再会でした。
写真が苦手なお二人なので、最初はなかなか表情が硬い感じで、話しかけながら撮ったり、無言で撮ったりとか、連続して撮ってると疲れちゃうのでブレイクのためにライティング組み替えたりしながらお二人がリラックスする瞬間を探りました。
その中でワンカット、すごく気に入った写真が撮れました。
しぜんに微笑んでくれたお二人の表情がすごくよくて、このカットすごく気に入ってます。
この瞬間はお二人の表情だけに集中してて、撮れた写真はマタニティな雰囲気は全くないのですが・・・ 

その日、4/22にユニゾンは設立6周年を迎えました。
そんな日に9年前!のお客様が訪ねてきてくれたこと、撮影させていただいたことはとても嬉しいことでした。


今はだれでも写真を撮れる時代です。
カメラは特別なものではなくなったし、カメラがなくても携帯で撮影できます。
携帯に押され、カメラの価値すら下がったのかもしれません。
それに伴って写真そのものの価値とか重みも軽くなったような、なってないような・・・
そんな時代に写真を生業とする人間として、思うところはたくさんありますが、理屈っぽくなるので、今回はやめときます。
7年目が始まって、引き続きどたばたしてますが、いろんなことに慣れちゃわないようにやっていこうと考えています。
これからもよろしくお願いします。

2017年4月12日水曜日

これはデジタルが悪いとかフィルムが良かったって話ではありません

 

中古カメラ見てると、昔のものの形っていいなと思います。
このウィンドウの中に欲しいものがあるわけではないけど、ものとしての魅力は確かにあるなと感じます。

そこにはこのカメラたちが活躍した時代への思いものっかっちゃてるのかもしれませんが・・・

 

デジタルの時代になって、カメラそのものに愛情を注ぐって感覚はだいぶ薄くなったなと思います。
そして、写真一枚の重みもどこか軽くなったような・・・
 

本当は違うんだけど、写真を撮ることがあまりにも気軽すぎて1回シャッターを押すことの気合みたいなのは薄れてしまったんだなと感じることが多くなりました。
あとでなんでもできちゃうし、できるからいいでしょって感覚が仕事で撮っているプロにすらある人が多い。

だから発注する側も当然そういう感覚でこちらに接してくる。
でも、やりすぎちゃって絵みたいになっちゃってる写真を見るとなんかなーと思うんです。

広告だったら必然とか必要とかあるんだろうけど、そうじゃないとこに施される修正ってのは、まあひどいものになってるものがたくさんあると感じます。
 

写真て撮る瞬間にほぼやることは終わってると思うし、常にそういう気持ちで撮る人でありたいなと思います。
撮るからにはずっと。


Akama's Instagram

2017年3月15日水曜日

いい写真て???


いい写真て???
結婚式の写真において階段てキーワードは撮影スポットを意味することが多い。
なので、持ち込みで入った会場などでこちらに気を遣った感じで、もしくは自信満々な感じで会場関係者に「階段!」に案内されることも非常に多いです。
確かに階段にはドレスを撮影するためのメリットがいくつかあります。
ドレスを身長以上に伸ばして整えることができたり、その構造から遠近感を強調することでドレスをよりダイナミックに見せることができたり、などなど。
でも、その階段の撮影条件を考えると微妙なポイント(階段)も世の中にはたくさんあります。階段じゃない方がいい衣装もあります。
当然のことですが、いい光が入る階段はいい写真が撮りやすいし、大きい階段は写真が撮りやすいけど、その逆もたくさんあります。
階段!てだけでむりやり記念写真のようなものを撮るよりはその環境に適したカットを撮ることの方が良いのではと常々考えています。
でもなかなかそれを理解してもらうことが難しいという一面もあります。
一生に一度の結婚式では、誰かが撮ったものを自分も欲しいというところから脱するのはとっても勇気がいることなのかもしれません。
写真てぱっと見は、その絵柄しか目に入らないもんです。それはカメラマンですらそうであることが多いのだと思います。
でも、よく見たら全然いい光が当たってないとか、階段がある場所が微妙すぎて構図にとっても無理があったりとか・・・
いい写真てなんだっ?と毎日のように考えるけど、、、
そのために技術とか知識、判断力が必要なのですが、それだけじゃ足りない。いいものが残せたとしても一番大切なお客さんが喜んでくれるか?というところには辿り着けない。
いい写真とお客さんの希望が合致するには、いっぱい伝えるべきことがあるんだよなと思います。
意味とか意図が伝わった時にもっと感動したり喜んでもらえたりするのだと思います。

自分だけのものを残すってことが本当に大切なんだと仕事の中でお伝えすること、それでお二人が幸せな気持ちになってくれたらいいなと思います。

2016年3月20日日曜日

unisonのホームページが新しくなりました!!!


ユニゾンのホームページが新しくなりました!
今まで以上に写真がたくさんの写真がご覧いただけるような構造になっています。
新しい取り組みとして、ギャラリー内の気に入った写真、好きな写真のハートマークをクリックしてから「お気に入り写真」をクリックすると誰の写真が好きか数字で見ることができます。これが決定的とは言えないと思いますが、直感的にカメラマンを選ぶための一つの指標になるかなと考えています。最初の方だけしかご覧いただかずに集計してしまうと一人の写真に偏ってしまう可能性が高いので、いくつかのページにまたがって写真をご覧いただけると良いかなと思います。
各カメラマンのページでは、1daystoryという形で一つの結婚式で撮影した写真をまとめてご覧いただくことも可能です。まだまだ初期段階でご覧いただける写真の数にも限りがありますが、これからどんどんアップしていく予定です。
どうやってカメラマンを指名したらよいかわからないというお声をいただくことが多かったのですが、この仕組みでちょっとだけでもお手伝いできたらなと考えています。
ギャラリー上部に表示されているキーワードで写真をソートすることも可能ですので、ブーケだけのイメージをまとめて見たり、会場で絞り込んで見たりといった使い方も可能です。
僕らの思いがたくさんつまったサイトです!
みなさんに楽しんでいただければ幸いです!!!